今回の体験談は浮気症の夫に手を焼いた体験談です。（今は幸せに暮らされているそうです。）
私の夫は非常に浮気性で、過去に何度か浮気をされた経験があります。その中でも一番修羅場になったのは、夫が単身赴任をしていた時のことです。
夫は会社から地方の支店の立ち上げスタッフとして、2年間の地方赴任言い渡されました。結婚後にマンションを購入したこともあり、2年間ならば単身赴任して貰おうと思ったのです。
忙しいという理由で単身赴任先から徐々に戻らなくなる夫は怪しさ満点
最初の頃は毎週末にこちらに帰ってきたのですが、段々と月に一度のペースになり始めて夏休みに一緒に過ごせたのはお盆の3日間だけでした。
夫の会社はお盆休みは少なくとも1週間は取れる筈だったのですが、「立ち上げ時期なので忙しい」と言ったので信用していましたが、ある時、帰宅した時に私の知らないハンカチや財布を持っているのに気が付きました。
夫は自分の身の周りのことには無頓着な人で、自分からハンカチや財布などを買う人ではない筈です。おかしいと思い秋の連休に夫のマンションを訪ねてみて、明らかに「女性がいる気配」を感じました。
食器の数や夫が使うはずのないキッチンペーパーやタッパーが
一人暮らしにしては妙に食器の数が多く、キッチンペーパーやタッパーなど、女性しか使わない様なものが置いてあったのです。
そう言えば夫は冬は忙しくて年末ギリギリまで帰れないと言いました。そこで私は絶対にクリスマスが怪しいと思い、夫に内緒でマンションを訪ねてみたのです。
夫のマンションをここまで好きに使っている以上、待ち合わせ場所にしているに違いないと思いました。
私は近くにホテルと取り、何気に「メリークリスマス、今どうしてる？」とメールを送ると、「仕事が終わったところ、これから家に帰って寂しくシングルベル！」という返事が返ってきました。
30分程して夫のマンションを突撃！気分はまるで突撃隣の晩ごはん！
既に浮気相手はエプロン姿でキッチンにいました。夫はまだ到着していなかったのですが、私は合鍵でマンションに入るとその女性は飛び上がらんばかりに驚いていました。
浮気相手が慌てて帰ろうとしているところへ夫が帰宅しました。その瞬間空気が凍り付き、夫が振り絞る様な声で私に「何でここにいるの？」とだけ言いました。
私は浮気相手に「ご自分のしていることはお分かりですよね、ならばお引き取り頂いて結構ですよ」と言うと、そそくさと逃げ帰っていきました。
私は元々声が低く、演劇部に入っていたこともあり、その一言はかなり怖かった様です。
クリスマスの夜に一切何も飲まず食わずで明け方まで話し合い
夫はかなり反省した様子で「もうしませんから」と言いました。そして年末に帰宅した夫は本当に浮気相手とは別れたらしく、かなり疲れている感じでした。
私は夫のボーナスでブランドのバッグと洋服を買って貰い、夏休みはフルに取って海外旅行に連れて行って貰うことを約束しました。これで浮気をしている金銭的な余裕はなくなり、夫は大人しくなりました。
自由に使えるお金を奪うことが浮気の予防にもなるみたいですよ。
