夫の浮気

サレ妻のあなたが旦那と上手に別れるには

サレ妻という言葉がかなり一般的に広まっていますが、そんな「旦那に浮気をされているサレ妻」もいつか我慢の限界が来ると思います。

「今度こそ許せない」という場合や「今回が初犯でもやっぱり許せない」という場合、離婚をして新しい人生をスタートするのが賢明です。人生は一度キリですからね。でも、離婚を考える場合には用意周到でしなければ旦那さんの思うつぼになりお金もなにもかも大損しかねません。

不倫の慰謝料請求がもらいにくくなってる

かつてはサラリーマンの平均年収に近い400万円ほどあったかつての慰謝料相場が今は不景気などのあおりを受けて半分近くにまで減っていると言われています。

ただし、もしマイホームを購入されている場合にはその家を売ったお金を財産分与として半分もらったり、慰謝料として売却額の全部をもらうなど離婚後の経済的な不安を解消するために上手に別れることが大切となります。

今の時代、サレ妻のままでじっと我慢せずに、慰謝料をもらえるうちにしっかりもらっておくことが賢明な判断と言えそうですよ。

慰謝料をもらうには?できるだけ多くもらうには?

旦那の不倫を原因とした離婚の場合、慰謝料をもらうにためには旦那に不倫の事実を認めさせる必要があります。そのために欠かせないのが決定的な証拠です。不倫の証拠と聞くとスマホ内にあるメールやラインのやり取りなどを思いつかれるかもしれませんが、慰謝料を請求する場合にはそれでは決定的な証拠にはなりません。

慰謝料をしっかりもらうには、不倫相手とホテルに出入りしているレベルの高い証拠が求められ、しかもその写真は1日だけのものではダメなんです。数日分が手に入らないと不倫という概念には当てはまらないからだとか・・・。

そうした証拠をおさえるには、一般の人が自分でデジカメやスマホを使っても撮影することは難しく、何時間も根気強く尾行したり待ち構えるなどプロでないと無理なんです。

浮気調査のプロには探偵事務所が主流ですが、プロは使う機材も本格的で、暗いなかでも鮮明に撮影できるカメラやGPSを使った尾行、それに複数人数による尾行など、数万円の費用を払うに見合うだけの価値があると言われています。

離婚しないと一生都合の良いサレ妻のままです

不倫をしている旦那さんからすると、最後に戻れる場所があるというのは非常に都合が良いことです、だから旦那さんからすれば不倫相手と再婚をするつもりもなく都合良く遊びたいだけなら、妻とは離婚せずに夫婦関係が続くほうが何かと好都合なものです。

でも妻側からすれば将来の年金など生活を考えた場合にはなるべく離婚せずにいたほうが安心だと感じたり、離婚してあげないことが復讐にもなっていると思いがちです。

その結果、旦那さんはこれからも次々と不倫を楽しむことができ、妻であるあなたは一生ストレスで苦しむこととなります。もし、ストレスでガンにでもなってあなたが先に死んでしまうと、保険金の受取人である旦那さんがさらに人生を楽しむことは間違いありません。

また、もしも保険金の受取人が子供になっていたとしても、大抵は子供は親の老後の面倒を見るのであなたの保険金は旦那さんの老後資金に回るのは明白です。あなたにとって何一つメリットはありません。

旦那の勤務先や不倫相手の職場に密告しても無意味

社内の空気を乱したくないので企業は社員の不倫などには触れたくないものです、なのでいくら旦那や不倫相手の職場に電話やメールをして訴えかけてもまず取り合ってもらえません。例え電話口で調子良く対応してもらっても、実際には本人に声をかけることすらせずに放置するケースがほとんどです。

特に、不倫をしていると名指しされた社員が仕事ができる人の場合には、むしろ会社は本人を守ろうとするかもしれません。会社にとってみれば一社員の倫理的な問題よりも会社の業績を優先したからです。また、業績の悪い社員だったとしても、クビにすることは今の時代には難しいので、この場合も何事もなかったかのように終わることが多いはずです。

いずれ離婚するなら自分のためにも早く決着をつけるのが得策

仮に、不倫をされていても我慢して夫婦関係を続けていくとします。でも、不倫するような男はこの先も何度も不倫しますし、下手をすれば他所の女に子供を産ませてしまうリスクもあります。その場合、相手側から訴えたれれば慰謝料を払わないといけなくなったり、あなたのもとから旦那さんが去っていく可能性も十分にありえます。

なので、旦那への嫌がらせのために離婚をしないなんて選択肢は奥さんにとってはリスクでしかないという事も知っておいてください。他所に子供ができてからでは・・・手遅れですよ。