離婚まで考えている場合

旦那の浮気と酒癖の悪さで離婚を考えている場合の対処方法

もしも旦那さんの浮気と酒癖の悪さの両方で悩まれていて、離婚まで考えている場合には知っておいて頂きたいことがあります。

それは、酒癖の悪い旦那との離婚は浮気が原因の場合と同じように考えていては大変な事になりかねないということです。特に慰謝料や養育費については・・・です。

ずばり、浮気の決定的な証拠を突きつけて、今すぐにもらえるだけのお金をもらい縁を切ってしまうことです。つまり、「まとめて慰謝料や養育費をもらっておく」ということになります。

もくじ
1.酒癖の悪さと浮気癖のある男の先にあるのは所得の減少
2.酒癖が悪い場合には慰謝料は今すぐもらえるだけもらっておくのがベスト
3.慰謝料や養育費をなるべく多くもらうには?
4.酒癖と浮気が理由で離婚したい時は浮気を前面に出すべき
5.決定的な証拠を抑えるのにお金をケチると一生後悔します
6.浮気相手からもお金をもらっておきましょう
7.まとめ

酒癖の悪さと浮気癖のある男の先にあるのは所得の減少

浮気だけなら離婚をしたとしてもその後も本人は仕事を真面目に続けると思うので、慰謝料や養育費などを後からコツコツともらうという方法でも大丈夫かと思います。でも、酒癖の悪さがプラスされれば話はまるで違ってきます。

私が過去に見てきた体験上、酒癖が悪い人は離婚をした後の生活も荒れてしまい、仕事を辞める人も多いんです。また、新しい自分に変わろうとして転職をする人も多いように思います。(転職の問題は、どんどん年収が下がる傾向があるということです。)

つまり、この先の安定した収入が望めないばかりか、あっという間に慰謝料や養育費の支払いが滞ってしまうということになりかねないんです。

酒癖が悪い場合には慰謝料は今すぐもらえるだけもらっておくのがベスト

上記のように、所得がどんどん下がっていけば、他の離婚をした人のように5年も10年も先までこつこつと毎月の振込みで養育費などをもらうことは期待ができません。

単なる転職の失敗なら収入が減っても入ると思いますが、今の日本では転職をして失敗をした人は次々と転職を繰り返して、どんどん待遇の悪い環境に進んでしまうので期待はできません。

また、失業の場合も前職の退職理由がリストラとなればそう簡単に雇用してくれる会社もありませんし、一度失業をしてからもともとの収入まで戻れる人というのはそうそういません、どちらの場合もお金を払う余裕はなくなります。

慰謝料や養育費をなるべく多くもらうには?

慰謝料や養育費をなるべく多くもらうには、相手があるだけ払ってくれればそれで解決します。でも、そう簡単にはあるだけのお金を払ってくれる旦那なんていません。まして浮気しているくらいだから他所の女性と遊ぶお金は必要だと考えていますし、それに酒をやめることも難しいので文無しにはなりたくないはずです。

そうは言っても、あなたのこれからの生活を考えるとなるべく沢山のお金をもらっておかないと不安ですよね?そこで旦那とのラチのあかないやり取りを解決してくれるのが離婚裁判や離婚調停となります。

旦那の浮気が原因で分かるということを唯一の口実として離婚をすれば、相手も納得するしかありませんし、裁判も比較的簡単に行なえます。これが酒癖の悪さを理由にすると証拠も難しいし裁判も難しくなります。

酒癖と浮気が理由で離婚したい時は浮気を前面に出すべき

「酒癖を理由に離婚するには裁判も証明も難しいけど浮気なら証拠は立証しやすい」となれば、後はやることは一つで、浮気の決定的な証拠を集めるだけです。

ここで間違ってはいけないことがあって、それは浮気の証拠は何でも良いというわけじゃないということです。頻繁な電話の通話記録やメールの内容、それにLINEなどのやり取りを証拠にしても、それは自白しない限りは意味がありません。

法律の場でも浮気として認められる証拠というのはかなり条件が限られていて、「不貞行為(体の関係)」がないと浮気をしていることにはならないんです。例えば分かりやすくて証拠になりやすいのはラブホテルへの浮気相手との頻繁な出入りです。

なお、1日だけ尾行して写真撮影をできたとしても、それだと単なる女遊びの一瞬にしか捉えられず、浮気の証拠にはなりません。何日分もの出入りしている証拠写真などが求められます。

決定的な証拠を抑えるのにお金をケチると一生後悔します

決定的な証拠を自分で抑えようとするのは絶対にやめてください。少しでも探っていることに感づかれると今の浮気相手との縁を切ってしばらくおとなしくなる傾向があるからです。そうなれば離婚したくてもできません・・・。

なので、浮気調査を専門としている探偵などに依頼して、複数人で入れ替わりながら尾行してもらったり、全くの他人の車で追跡してもらうなど、素人ではマネできない方法でしっかりと証拠をおさえてくれます。

また、裁判になったとしても大丈夫なように、法廷で有効となる品質の写真を撮影してくれるなど、お金を払うに見合うだけの価値は十分にあるはずです。(最初に「裁判まで覚悟してます」と伝えておくことも大切です。)

探偵費用は1日数万円というところもありますが、何も無駄に何日も尾行して貰う必要はありません。事前に「この曜日は怪しい」と思う日が分かっていれば、その1日だけで証拠を抑えてもらえることも不可能ではありません。

浮気相手からもお金をもらっておきましょう

子供のいる家庭を壊された場合、養育費や慰謝料ということで相手の女性にも慰謝料を請求することはできます。もちろん、その場合にはあなたの旦那が相手の女に「独身」という嘘をついていなければ・・・ですが。

そうしたところも、浮気相手と旦那との会話を録音することで証拠発言を抑えることだって可能です。プロならあの手この手のいろんな技を持っているんです。いずれにしても、全ての鍵は「決定的な証拠」の有無と言えます。

【旦那の浮気と酒癖の悪さで離婚を考えている場合の対処方法】 まとめ

  • 酒癖の悪い男には将来の収入は見込めないから今すぐもらえるだけもらうべき
  • 慰謝料をもらうには酒癖よりも証拠をアピールしやすい浮気を前面に出すべき
  • 証拠を掴んでもらうお金をケチると一生後悔するかも
  • 浮気相手の女からも今後の生活のために慰謝料はもらっておくべき

酒癖の悪さが理由でも浮気された事が理由でも、どっちにしても離婚まで考えているなら大切なのはこれから先の生活費です。お金はいくらあっても困るものではありません、だからもらえるだけもらえるうちに得ておくべきなんです。

これが普通に浮気だけの旦那なら将来にわたってコツコツもらえるかもしれませんが・・・。ちなみに、私の周囲で慰謝料を5年以上も払ってる真面目な人の話は聞いたことがありません。それだけ縁が切れたらお金の支払いも切れてしまいやすいものなんです。