私は32歳の男で公務員です。27歳の妻がいて、私が30歳の時に結婚しました。
まだ子供はいないので、妻もそこまで専業主婦は大変ではなく趣味のフラワーアレンジメントの教室に通ったり、自宅で教室の仲間と作品作りをしたりと自由に暮らしていました。
ちなみに、私達はローン無しのマイホームを持っていますが、これは資産家の祖母がポンッと買ってくれたもので、そのために私たちはローンも無く妻は専業主婦ができています。でも妻にヒマを持て余らさせたのが悪かったみたいです。
全てのきっかけは妻が同窓会に行ったことでした
ある時妻が、中学の同窓会に出席するから遅くなるとのことでした。
私は特に妻を束縛するようなタイプじゃないので「友達の家に泊まって来てもいいよ!」と伝えてましてが、その時は妻が同窓会から帰ってきたのは夜8時ぐらいで、酔ってこそいましたが帰宅が早いから安心していました。
そして二人でまたお酒を飲みながら、妻は同窓会の出来事や、中学の頃の思い出話等を面白おかしく話してくれました。まだこの特には変わったことはなく、いつもの妻でした。
翌日からスマホを手放さくなった妻に違和感を感じました
ところが、妻は今までスマホをあまりいじらなかったのに、同窓会の翌日からご飯を食べてる時や皿を洗っている時、それに晩酌をしている時などにやたらスマホの画面をチェックするようになりました。
私が「飯食ってる時ぐらいスマホいじるのやめたほうがいいよ」とある時言うと、「ごめんごめん」といって妻はスマホをポケットに直しました。
「今までそんなにスマホいじってなかったのに、どうしてそんなにスマホいじるようになったんだよ」と私がさりげなく言うと、妻は
「同級生の頃の友達と盛り上がっちゃってさ」とさりげなく笑顔で言いました。
私は冗談交じりに「男じゃないだろうな」と言うと妻は自然な笑顔で「そんなわけないでしょ。女友達よ」と言いました。
この時、妻は鼻の頭を指先で擦ってっていました。。。正直、マズイ。。。。。と思いましたね。
妻が嘘をつく時はかならず鼻の頭を指で擦るんです
それから、妻はスマホをいじる回数は減ったものの、やはり、いつもよりはスマホを確認することが多く、また、出掛ける頻度が多くなりました。
「ごめん今日S子ちゃんと出掛けるから、ご飯作って置いたけど、少し遅れる。ごめんね」といったメールが何度か届くようになりました。
一度、怪しいと思った私が冗談交じりにスマホを確認する妻をさっとのぞき見すると、妻は身をよじってスマホを観られないようにして、そして「ちょっとやめてよ」と少し本気で怒られました。
「なんかマズイの?」と聞くと、また妻は鼻の頭を指の腹で擦りながら「え?意味わかんない?なんで?」ととぼける始末・・・。
私は確信しました!妻は浮気している!
妻は浮気をしていると確信しました。そして、しばらくすると……寝室に見慣れないしかも真新しいネックレスが転がっていたのです。
妻はアクセサリー類は一切付けなかったはずでこんなものを持っているはずがありません。私はふつふつと怒りが沸いてきました。まさか……この家で浮気をしていると?私はそのネックレスを拾い、そして自分の財布の中にしまいました。
浮気現場の証拠を掴むためベッドの下にスマホを置いて録音を
逃れられない証拠を掴むため、私は昔のスマホを使って、寝室のベッドの下に録音アプリを再生したままにして会社に出かてみましたが、その日は家事洗濯の音が聞こえるだけでした。
しかし、その翌日も同じようにバレないように工夫してベッドの下にスマホをガムテープで張り付けて設置してみて、帰ってきて一人の時に録音してみると……
妻が甘えた声で電話をしているのです。「あたしも好きだよ。うん。早く会いたいな」などという確信的な言葉の数々。あげくには「今日はいつもみたいに帰ってくるみたい。ウチくる?」という声。その後は浮気の男と妻のやり取り、そして耳を覆いたくなる声が・・・
職場で激しい怒りと妬みでどうにかなりそうでした
まさか、この家で浮気というのは、全てを裏切られたような気もしました。そして浮気男はやはり妻の同級生で今は仕事を辞めて実家でブラブラとしていることも会話から分かりました。よりによってそんな相手にとは情けなかったです。
二人が働かずに浮気をして、私は毎日一生懸命働き、そして浮気をされるということに理不尽さを覚えました。
意地の悪い私はそれでも何事も無いように平然と暮らして、最高の現場証拠をつかむことにしました。いつものように録音機を再生すると、電話の内容から次に家に来る日が分かったんです。
近所の人にバレないようにロン毛のウィッグを被って自分の家の近くで待ち伏せ
私はその日、会社を途中退社し、家の近くで隠れて待ち伏せしていると、案の定チャラついた男が私の家に入っていくのです。チャイムを鳴らし、妻が出てきて、甘えた声を出す妻。二人はそのまま家に入っていきます。
私はそこから20分ほどしてから、そーっと家の鍵を開け、忍び足で入っていきます。
彼らはもう情事にふけているのが音と声から分かります。私はそのまま寝室のドアを躊躇なく、ガチャリと大きな音を出して開けました。そして二人はあらわな姿なまま固まりました・・・
どなり散らすよりも静かにしゃべる方が恐怖を与える!とどこかで読んだ気がしたので
私は淡々と落ち着いた口調で静かに証拠があることを説明し始めました。「証拠」や「訴える」という言葉を出した瞬間にその男は涙目で謝りながら妻を放置して家を飛び出して行きました。そして妻には離婚届けを投げつけてその1時間後には家を追い出しました。
もちろん、離婚は成立し浮気相手からも慰謝料をしっかり取ってやりました。やはり浮気された時は「証拠」が全てだと思いましたね。