旦那が浮気をしてしまう話はさほど珍しいことではありませんが、近頃多いのが自分の親に泣きついてしまうパターンです。
旦那があなたとのやり取りに自分で対処できなくて実家に逃亡したり、マザコンだった場合には親に相談してしまう傾向が高く、相手の親に相談されてしまうと離婚や慰謝料という話が非常に厄介になりがちです。
今回は、相談される前の対処方法についてお伝えしたいと思います。
もくじ
1.親に相談される前に必要となるのが浮気の証拠です
2.もしも相手の親と話ができるなら母親をピンポイントで狙うべき
3.下手すると嫁が悪いと難癖つけられるかも
4.親権を奪われないためにも旦那の浮気の証拠は欠かせません
5.息子の言うことを鵜呑みにするのが親というものです
6.まとめ
親に相談される前に必要となるのが浮気の証拠です
旦那が浮気をしていたら、その証拠を掴むことが何よりも大切になってきます。お子さんがいる場合には得に重要で、その証拠の質によって今後の養育費や慰謝料などもまるで違ってくるからです。とにかく「質の高い浮気の証拠」は外せません。
証拠があれば、他え相手の親が「うちの息子に限って」なんて擁護をしても、それを打ち破ることができます。逆に言えば、決定的な証拠を掴むことができずにいれば、離婚したくても思いとどまるように説得され続けることになりかねません。
それは相手の親だけでなく、あなたの親も同様の可能性があります。ありがちなのが「子供のことを考えるべき」というセリフです。子供のためにあなたに犠牲になれという意味です。でも、証拠さえあれば大丈夫ですよ。
どんな証拠なら大丈夫?
通常、離婚や慰謝料を請求する場合の「浮気の証拠」は「ラブホテルの出入り」など体の関係を証明できるくらいの法的な証拠でないと意味がありません。でも、もしかしたら、今のあなたは離婚や慰謝料まで考えていないかもしれませんよね。
でも、相手の親を巻き込んで旦那の浮気を責めることになれば、その後に離婚にまで話が進むことも少なくありません。それに、下手をしたらあなたの被害妄想だと言いくるめられて、孫可愛さに「親権」を旦那の方に奪われる恐れもあります。
もしも相手の親と話ができるなら母親をピンポイントで狙うべき
相手の親と話をすることができそうなら、その場合には父親ではなく母親に話をするべきです。もし父親が話を聞いてくれやすいとしてもそれは逆効果で、むしろあちらの母と息子の結束が強くなってしまうからです。
逆に言うと、旦那の母親さえこちらの味方につけることができれば、もう怖いものはありません。慰謝料にしても何にしても、母親が「息子にはしっかり払わせます」と証人になってもらえればこれほど安心できることはありません。
また、父親というものは母親の決断には逆らわないものなので、母親を味方につけることができれば父親は自動的にあなたの味方となります。
下手すると嫁が悪いと難癖つけられるかも
親というものは、自分の息子がどれだけ悪くてもそこはやはり可愛さもあるので守ってあげたくなるものです。それは浮気をした旦那とその親でも同様のことが言えます。
そこで厄介になるのが「旦那の親の人生経験の長さ」で自分の経験だけでなく知り合いなどに相談をして「いかに息子を守るか」を必死になって考えるはずです。もしかすると知り合いからいざという時のために弁護士を紹介されているかもしれませんし、周囲に悪知恵が働く人がいるかもしれません。
そうした背景からも、あなたが掴んでいる旦那の浮気の証拠が、法的に有効にならないような、例えばメールとかLINEの会話などの場合には裁判になった時には証拠不十分ということになるので、逆にあなたが「勘違いの酷い嫁」という烙印を押されてしまいかねません。
そうなると例え離婚という結果になったとしても、あなたに慰謝料も出ませんし子供がいる場合には養育費どころかきっとお子さんは旦那側に奪われかねません。うかつに動いてはいけなんいんです。
親権を奪われないためにも旦那の浮気の証拠は欠かせません
親権をかけて争うになれば、それこそ決定的な証拠が必要となります。つまり、相手の親が何も言えなくなるくらいの強力なものが必要となります。早い話が、親権・慰謝料・養育費については、全てを手に入れることができるか、それとも全てを失うか・・・・2つに1つなんです。
もし、相手の親を巻き込んで揉めた場合、騒動の途中から「やっぱりホテルなどの出入り写真が必要」と思い直しても時すでに遅しです。なぜなら、その時には、すでに相手の親が旦那に知恵を貸して浮気の証拠を隠させていたり、ほとぼりが冷めるまで浮気相手とは会わないようにさせているハズだからです。
浮気の決定的な証拠は今すぐに掴める?
浮気の決定的な証拠を今すぐに掴める方法は1つだけあります。それは浮気調査をしているプロ(探偵)に依頼して、尾行や写真撮影や会話の録音をしてもらう方法です。
この時、あなたが気をつけないといけないことは、「旦那の浮気」について直接本人に追求したり、自分で証拠探しをしてはいけないってことです。そんな事をすれば旦那はすぐに証拠を隠したり処分してしまいます。まるで「どうでもいいわ」くらいの素振を見せるくらいでちょうどなんです。
今すぐに掴むためにも、旦那を油断させておきましょう。油断さえさせておけば浮気調査のプロに依頼したとしても通常よりも短期間で証拠を掴める可能性が高まり、依頼費用の節約にもなります。(浮気調査は「日数」や「時給」で費用が決まるのが一般的だからです。)
息子の言うことを鵜呑みにするのが親というものです
大抵の親は自分が育てた子供の事を信じるものですが、旦那によってはそこにつけこんで真実を親に喋っていないケースもあります。かと言って、いくらあなたが旦那の親に真実を伝えたとしても、そこに証拠がなければ意味がありません。むしろ、火に油を注ぐようなものです。
交渉は最初が肝心です、途中から後出しで徐々に浮気の証拠を出しても信用させることは難しいので、いつ相手の親に会っても良いように事前にしっかりとした証拠を手に入れておくことが重要となります。
【旦那が自らの浮気を自分の親に相談してしまう前に】 まとめ
- 旦那が親に相談してしまう前に決定的な証拠を手にいれる必要がある
- 決定的な証拠とは不貞の証拠、ラブホテルなどの出入りの証拠写真など
- 旦那の母親を味方につけることができれば父親もまとめて味方になる
- 旦那の親など人生経験が長い人は豊富な知恵を使って丸め込んでくる
- 親権を守るためにも決定的な証拠は探偵などのプロに任せるべき
- 息子の言うことを信じてしまうのが親というもの
私が過去に見た親子の話ですと、日頃から仲が良くなかったにも関わらず、浮気で息子が責められるのを見て「慰謝料とかになると自分が負担しないといけないかも」と不安になった親を知っています。
その時のケースでは、急に母と息子の絆が強くなり、何がなんでもお金を払わなくても良いように嫁からの電話を無視したり、自宅に行っても出てこないなど徹底して無視をされたそうです。しかも、昼間に仕事で忙しい息子の代わりに弁護士の無料相談にまで行って息子に有利になるように理論武装をしていたとか。
結局は、浮気の証拠写真が決め手となり、相手の母親の出る幕なしで決着はついたと聞いています。やはり最後は「証拠」ということです。