旦那の浮気相手の女に慰謝料を請求するには、それなりのしっかりとした証拠がないと話になりません。
例えば、携帯やスマホを覗いた時にメールやLINEのやり取りを見て「間違いなく浮気のやり取り」と判断しても、それではダメなんです。その辺りについても、詳しく紹介してみたいと思います。
もくじ
1.慰謝料を請求するには2つの方法があります
2.慰謝料を請求するには法的に有効な証拠でないと意味がありません
3.浮気相手の女に慰謝料請求するための法的な証拠とは？
4.素人が慰謝料請求して失敗すると逆にあなたが訴えられますよ
5.その道のプロに頼めば証拠集めから弁護士紹介までが簡単に解決します
6.まとめ
慰謝料を請求するには2つの方法があります
旦那の浮気相手に慰謝料を請求するには「交渉」と「裁判」の２つの方法があり、手軽なのは交渉で、面倒なのが（お金も時間もかかる）裁判となります。
手軽な「交渉」の場合は、よほど相手がバカな女でもない限りは、まともにこちらの相手をしてくれるはずがないので現実味がありません。なので、本気で慰謝料を勝ち取るつもりなら裁判をする必要があります。
ただし、私が過去に周囲の浮気被害の相談にのってきた経験では、「決定的な証拠」を突きつけることができれば、大抵の場合は観念して浮気をしたことを認め、容易に慰謝料を求めることができているようです。
ちなみに、決定的な証拠というのは、「法的に有効な証拠」のことで、これさえあなたが突きつけることができれば、仮に相手が弁護士などに相談したとしても「裁判しても負ける」という現実を教えられて観念するはずです。
大切なことは、裁判するしないに関わらず、「法的に認められる浮気の証拠」を確保できなければ慰謝料請求のアクションは起こしてはいけないということです。
慰謝料を請求するには法的に有効な証拠でないと意味がありません
慰謝料を請求する場合、その証拠があなたの思い込みでは当然ダメですが、明らかに誰に見せても「浮気してるね～」と言われる内容でもまずダメです。弁護士を利用するにしても、自分で直接に相手と交渉をするにしても同じことが言えます。
ただし、例外なのは相手の女があっさりと浮気の事実を認めるケースです。もし本人が認めた場合にはそのまま慰謝料を請求することができるので、それ以上の証拠を確保する必要はないと思います。
ただし、浮気をする女というのはとてもしたたかなので、ネットでいろいろ調べて「どこまでの証拠なら大丈夫か？」くらいは知っていると思います。だからこそ「法的に有効な証拠」が必要になるんです。
浮気相手の女に慰謝料請求するための法的な証拠とは？
浮気相手の女に慰謝料を請求する場合の証拠とは「不貞の証拠」になります。「不貞＝体の関係」のことですが、何もその現場写真がなくても、ホテルに出入りしている写真があれば法的に認められます。
ただし、1日だけの写真ではだめで、何日もにわたってのものでないと、交際という証拠にはなりません。それに、ホテルが単なるビジネスホテルの場合も意味がありません。不貞行為を行うためのホテルでないとダメなんです。
慰謝料請求で裁判などになった場合には、あなたがここまで厳しい条件をクリアでききる証拠をもっていなければ、訴えたはずのあながた反対に「名誉毀損」で訴えられる恐れがあるので注意が必要となります。
素人が慰謝料請求して失敗すると逆にあなたが訴えられますよ
自分で集めた証拠を使って旦那の浮気相手に対し慰謝料を請求したとして、もしもそれが証拠として不十分なレベルなら、もう２度と請求ができなくなるリスクがあります。その理由は、浮気の証拠を全て隠滅されてしまう可能性があるからです。
例えば、旦那さんと浮気相手の双方が、それまで使っていたスマホを処分して新しいものに変えてしまったり、友達や職場の人に頼んでアリバイ工作をしたり、引っ越しをして行方をくらましてしまうなど実に様々な手口があります。
それで終わればまだマシですが、もし相手が「この証拠だと私は法的に負けないわね」と見極められてしまったら、今度はあなたに対して「名誉毀損で訴えてくる」という逆襲が始まる恐れがあるんです。
こうなると、あなたは単なる「被害妄想にかられた嫁」というレッテルを貼られ、「精神的苦痛」と称した慰謝料を相手の女から取られる可能性が出てきます。しかも、浮気相手と再婚したいと思ってる旦那さんだったとしたら、これ幸いと都合よく離婚を突きつけられる可能性もあります。
こんなふうに、慰謝料ももらえず、旦那も失い、全てを無くしてしまう恐れがあるので、慰謝料を請求したいと思ったらその道のプロに依頼するのが賢明な判断と言えます。
「その道のプロ」に頼めば証拠集めから弁護士紹介までが簡単に解決します
浮気の証拠集めはいざやってみるとその難しさがよく分かるものです。過去に私も友達に頼まれて実際に車で尾行したりデジカメを持って待ち伏せをした経験がありますが、なんの証拠もつかめませんでした。
手を繋いで歩いている写真くらいならなんとか撮影こそできますが、それでもちゃんとしたピントの合った写真や顔が分かるものとなればとても無理でした。尾行も難しくて・・・（これはまた別の記事で紹介してみたいと思います。）
とにかく、裁判をしても勝てるレベルの証拠を掴むことは、カメラの性能や時間などからも素人にはほぼ不可能で、浮気調査をしてくれるプロの探偵に頼むのが間違いないとされています。（持ってるカメラなんて何十万円もするプロ用だし、尾行も複数の人数でしてくれます。）
また、浮気調査を依頼されている探偵事務所の多くは、浮気相手への慰謝料請求に慣れている弁護士とも繋がっているために、証拠集めから慰謝料まで、もしくは離婚裁判もひっくるめて全て丸投げでお願いできるのでとっても便利なんです。
【旦那の浮気相手の女に慰謝料を請求する方法】 まとめ
- 旦那の浮気相手に慰謝料を請求する方法は「交渉」と「裁判」の２つ
- 慰謝料を請求するには法的な証拠でないと意味がない
- 法的な証拠とは副数日にわたる不貞行為の証拠（体の関係）
- 素人が慰謝料請求をすると失敗しやすく名誉毀損で逆に訴えられることも
- 浮気調査のプロである探偵に依頼すれば証拠集めからその後の弁護士の紹介までスムーズ
慰謝料を請求したと思っているくらいですから、相当に頭に来ているはずです。でも、慰謝料を請求するとなれば法律が関係をしてくるので素人がうかつに自分で処理してしまうと取り返しがつかないことになりかねません。
実際に私の知り合いは、「交渉」で勝負をつけようとして旦那の浮気相手の女性のアパートに行ったそうですが、あまりの相手の失礼な言葉にブチ切れてしまい、怒鳴り合ってしまったそうです。その結果、相手に警察を呼ばれ、一人、警察署に連れていかれて淡々と説教をされたそうです。
成り行きとは言え「警察の厄介」になってしまうと、後に裁判をしたとしても「ヒステリックで精神不安定」という攻められ方をされて、非常に不利になってしまうんです。私の知り合いは、精神不安定とかうつ状態だったとか、ありもしないことを相手側から言われて相当マズイ状況になったと聞いています。
すぐにプロに頼んでおけば良かったんですが、まだその時はネットで気軽に浮気調査の探偵なんて見つからない時代だったのでそれも含めて不運だったと思います。ここまでお読み頂いたあなたにはそうなっては欲しくありません・・・。
