浮気や不倫をされた体験談

夫に大事な貯金を浮気相手の女へと注ぎ込まれていました

30代前半の女性です。大手勤務なので結婚後も退職せずにそのまま仕事をしています。夫は私と同い年で大学時代に知り合い今は中小企業勤務です。

私の方は福利厚生のしっかりした企業に勤務してて結婚4年目なのでそろそろ子供をと考えていました。

共働きでまだ子供もいないということもあり、割と余裕のある生活を送っていました。もちろん夫婦ですので子供ができた場合の養育費や将来のマンション購入を考えて貯蓄も共同で行っていました。

見知らぬ番号から私の携帯に電話あり

そんな折に仕事が終わった後、見知らぬ番号から私の携帯に電話がありました。出てみるとすぐ切れました。気にはなりましたが間違い電話かなと思いそのまま放置しておきました。

翌日また同じように電話がなりました。出てみると女性でした。私は「何かご用でしょうか」と聞きました。すると相手の女性は「お話ししたいことがるのですがよろしいでしょうか」と言って用件を言い出し始めました。

夫が私と別れたがっていると言われました

その用件とは「私の夫と付き合っている、生理がこないので子供が出来たかもしれない、夫は常々私の事をつまらない女だと言って別れたがっている、だけど私がすがりついて別れることも出来ない、夫と別れてやってほしい」という内容のものでした。

私は正直言って頭の中がぐちゃぐちゃに混乱しました。夫への怒りや悲しみ、屈辱感、今の幸せな生活がなくなってしまうかもしれない不安な気持ちが込み上がって来たのです。

電話してきた女と会ってみるとにしました

でももしかしたら何かのいたずらかも?と思い、その女性に実際に会ってみることにしました。

そして夫には「仕事で遅くなるから晩御飯の準備が出来ない、何か適当に食事をして来てほしい」とラインを入れてその日のうちにその女性と会ってみることにしました。

夫が好きそうな「守ってあげたい系」の女でした

会った女性は20代前半の小柄な女の子でした。同性から見ても守ってあげたいとう感じの女の子です。

以後浮気相手とします。浮気相手は悪びれもせず私との待ち合わせ場所であるカフェに来ました。

そこで私は努めて冷静に事実確認をしました。浮気相手は悪びれもせず夫との浮気の状況を写真ややり取りしたLINEなどで説明し始めました。

おそらく浮気相手は不倫が罪だという認識が全くなかったのでしょう。そして最後に「夫と別れてやってほしい、解放してやってほしい」と言って来ました。

浮気相手は夫の会社にインターンとして行って夫と知り合ったと言っていました。今大学の四年生で付き合いは3年の夏から1年ちょっとになるということも言っていました。

夫の浮気を認識できた瞬間に気持ちが冷めました

私は夫は浮気をしている事を認識しました。そして夫へ感じていた愛情が瞬く間に枯渇していく心のうちがはっきりと感じることが出来ました。

浮気相手と別れた後、私はすぐさま上司に所用で3日間休みをもらいたいと連絡をして了承を得ました。その日は自宅に遅い時間に帰って夫と極力顔を合わせないようにして夜を過ごしました。

翌日仕事に行くふりをして家を出た後、夫も出勤したのを確認して家に戻って当面の荷物をまとめてすぐにホテルに移動しました。

信頼が出来、離婚経験のある友人に連絡を取ってどうしたら良いのか相談に乗ってもらいました。

当時離婚した友人に「なんで離婚するの」と疑問を抱いていましたが、まさか私がその友人に離婚ノウハウを伝授してもらうことになるとは夢にも思いませんでした。

預貯金の確保を始めてすぐに不自然な出金に気づきました

私は友人からのアドバイスに従って預貯金といったものの確保や証拠の確認を行いました。ここで初めて夫婦共通の貯金ん通帳へのお金の出し入れが不自然であることに気づいたんです。

本来入金しかしていない通帳に頻繁に出金の記載があるのです。しかも本来500万円ほど溜まっているはずの通帳に200万円程度の残高しか残っていなかったのです。

ちなみに夫の通帳も確認して見ましたが残高ゼロに近い状態でした。幸い私個人の通帳には不自然な点はありませんでしたが。

その日の夜、友人に付き添ってもらって夫と会いました。夫の仕事帰りに夫を待ち伏せて外で三人で話し合うことにしたのです。

最初夫は「なんでここにいるの、驚かそうとしたの?」ってのんきな感じでしたが、すぐに私のただならぬ表情に夫は焦ったようです。

私が浮気相手のことを話題に出すと焦りから恐怖に怯える顔つきに変わり脂汗を吹き出して目をぎょろぎょろさせ、挙動不審に・・・。

私は夫に「離婚する」「した事については償ってもらう」と言って帰って来ました。

夫からの言い訳のメールやラインは全て無視!

その後夫からは色々と言い訳のメールやラインが来ましたが、全て無視して慰謝料、使い込んだ貯金の弁償、離婚の手続きを突きつけました。

使い込んだお金の使い道を聞いたところ浮気相手とのデートに使ったと言っていました。22歳の女の子に一年足らずで300万円もデートに使ったらさぞ女な子は幸せな思いをして、旦那の真の経済力を見誤った事だと思います。

離婚をしぶるなら裁判に訴えると伝えたら態度を一変

夫にはもし離婚をしぶるなら裁判に訴えると言うと夫は私の言い分を全て飲んで離婚届にハンコを押しました。

慰謝料は300万円、共有財産の分割と相殺という感じになりました。夫はお金がないようで義両親に借金をしたようです。後日義両親から謝罪を受けました。

浮気相手は結局妊娠してなかった・・・

浮気相手は結局妊娠していませんでした。嘘に腹は立ちましたが浮気相手には慰謝料の請求もしませんでした。

成人でしたがまだ学生で子供でどう見ても夫に遊ばれた様な感じだったからです。ただし大学4年生ですでに就職の内定を得ていた浮気相手ですが、その内定は取り消しになりました。(実はそれは私の差し金ですw)

私の収入状況からしたら大した慰謝料ではありませんが、子供ができる前に夫の本性がわかって縁を切ることが出来たのでそれはそれでよかったかなと思っています。